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~生駒 翼の徒然日記~

ICU(国際基督教大学)に通う千葉県在住の教養学部生です。心理学(主に臨床心理学、コーチングなど)、太極拳、リベラルアーツなどを中心に、徒然なるままに思うことを書き連ねて往きます。Twitterアカウント:@Tomo_Haneda03

「超ネット社会」を誇り高く生き抜く為のキーワードは、「不易流行」〜『俳聖』松尾芭蕉が遺した現代人へのメッセージ〜(上)

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現代社会はしばしば「ネット社会」「ウェブ社会」「情報化社会」と呼ばれ、日々、様々な学者や評論家、ブロガーや作家などがこういった社会を生き抜く為の人々の在り方について語っていますが、我々一般市民の視点から考えるならば、あまりにも膨大すぎる情報量の多さに毎日振り回されてしまい、ウンザリするどころか”心”まで病んでしまっている方々が非常に多いと思います。

 

一時期、「情報弱者」、「情弱」と言った言葉がネット上で流行ったりもしましたが、そういう言葉が世間で取り沙汰されるほど、情報量の多さに文字通り、

 

”弱らされている”

 

人が、事実、多いのでしょう。

 

僕は、大学で心理学、特に臨床心理学(Clinical Psychology)を専門に勉強している事と、身の回りの親しい人や、自身の実体験から、こういった事態には強い危機感を抱いています。

 

さて、”危機感”を抱くだけなら誰にでも出来ることです。

 

僕は、これらに対抗していく為の実践的な知識も経験もかなりたくさん持っているので、少しずつこのブログを通じてそれを公開する事によって、余すことなく読者の皆さんと、その”術 (arts)”を共有して行きたいと思います。

 

まず、現代人は情報量の多さに”弱らされている”と言う事をつい先程述べましたが、それもそのはずです。

 

なぜなら、約7年前の”情報”になりますが、とあるアメリカの公的機関の発表によると、

 

・アメリカの新聞『ニューヨーク・タイムズ』一週間の情報量は、18世紀の個人が一生かけて得る情報量よりも多い。
・今年産まれる新しい情報の情報量は、過去5,000年間に人類すべてが生み出したすべての情報料よりも多い。
・さらに、現在人類が生み出している情報は毎年2倍に増えている。2010年には72時間で2倍になる。

 

と言うデータがある位だからです。

 

これは、2008年に発売された苫米地英人さんの『残り97%の脳の使い方』と言う本(下記リンク参照)の冒頭に載っていた”情報”なので、2015年現在ではどれ程夥しい量の”情報”が現代社会を覆っているのか…………計算する気も失せてきますね(笑)

 

 

さて、ここで、僕が先ほどから”情報”と、ルビを降って居る点に注目してみてください。

 

なぜ僕がルビを降ることで、この単語に注目を集めようとしたかというと、

 

”情報には「質(Quality)」の違いがある”

 

と言う、今から話す内容にスムーズに読者の意識を繋げたかったからです。

 

天文学的に膨大な量の情報が蔓延しきっている現代の「情報化社会」ですが、”情報”には、二つの種類が存在します。

 

一つは、「流行に従ってすぐに廃れ往く情報」

 

もう一つは、「幾千年の風雪にも耐えうる普遍的な価値を持った情報」です。

 

ここで、キーワードになってくるのが、松尾芭蕉が『奥の細道』の旅の間に体得した、「不易流行」と言う概念です。

 

詳しくは、こちらのサイト(「無用の用」と「不易流行」

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)がよくまとまってあるので、読んでみて頂きたいのですが、僕なりの言葉で説明してみると、「不易流行」とは、

 

”「変わり往く社会」に身を置きながらも、「普遍的な変わらぬ価値」を見出し、昇華し続ける胆力”

 

の事なのではないかと解釈しています。

 

現代に置き換えると、激動の「情報化社会」と向き合いながらも、「幾千年の風雪にも耐えうる普遍的な価値を持った情報」に触れ続けようとする心構えとも言えます。

 

なぜこうした姿勢、「不易流行」が現代社会おいて重要になってくるのか?

 

それは、「流行に従ってすぐに廃れ往く情報」と「幾千年の風雪にも耐えうる普遍的な価値を持った情報」の、両者の情報の間にある「質(Quality)」の違いには、歴然とした差があるからです。

 

例えば、冒頭に上げたアメリカの公的機関が発表したデータ、及び、それを引用した苫米地英人さんの著書『残り97%の脳の使い方』などは、少なくとも発表から7年の月日が経過した現在でも、変わらずに、使用することができる情報です。

 

また、そもそも「不易流行」と言う言葉自体、芭蕉が生きていた江戸時代から300年経った今でも色褪せることなく、使われ続けている概念です。

 

長い年月を掛けて残り続けていると言う事は、それだけいかなる社会、世の中にも通じる普遍的な価値が内包されていると言えるのです。

 

一方で、「流行に従ってすぐに廃れ往く情報」とは、どのような情報の事を言うのでしょうか?

 

分かり易いのが、流行語大賞で取り上げられるコトバなどでしょう。

 

文字通り、流行語大賞で扱われるのはせいぜいその年にしか使えない”流行り言葉”でしかなく、来年度も使える言葉、情報なのかどうかは分かりません。

 

他にも、マーケティングやキャッチコピーで使われるコトバなども、昔からある概念をカタカナに置き換えたり、海外から輸入し、直訳して来たビジネス用語の事が多く、すぐに廃れていく情報でしかないでしょう。

 

 こう言った「流行に従ってすぐに廃れ往く情報」に振り回されない為にも、

 

「これは、後世に残り続ける程の価値を含んだ”情報”なのだろうか?」

 

と、己の内に問い続け、「幾千年の風雪にも耐えうる普遍的な価値を持った情報」に触れ続けようとする姿勢が、大切になって来ます。

 

大事なのは、「情報の(quantity information)」ではなく、「情報の(quality information)」です。

 

それを意識することができれば、どれ程膨大な量の情報が押し寄せてこようが、激流の中で微動だにしない一本の木の様に、いかなる社会・組織・場所に身を置こうが、自分らしく、あるがままに生き続ける事が、可能ですし、

 

「情弱」などといった”流行り言葉”に惑わされずに誇り高く生きていく事ができます。

 

さて、では具体的に、どうすれば「不易流行」を実践し、「幾千年の風雪にも耐えうる普遍的な価値を持った情報」に触れ続ける事ができるのか?

 

その方法につきましては、また後半の記事にて解説していこうと思います。

 

重要になってくるキーワードは、「超ネット社会」です。

 

次回は、「超ネット社会」と言う用語を初めて定義した、苫米地英人さんの『「超ネット社会」で絶対成功する脳と心のつくり方』(下記リンク参照)を題材に、読者の皆さんと一緒にこの事について考えて行きたいと思います!

 

「超ネット社会」で絶対成功する脳と心のつくり方

「超ネット社会」で絶対成功する脳と心のつくり方

 

 

ちなみに、松尾芭蕉の生涯に関して、非常に読みやすくまとめてあるサイトも見つけたので、リンクを貼っておきますね♪松尾芭蕉の生涯

 

ではでは、今回は、この辺にて。

 

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました!

 

バイバ~イ♫

 

続きはこちら

「超ネット社会」を誇り高く生き抜く為のキーワードは、「不易流行」〜『俳聖』松尾芭蕉が遺した現代人へのメッセージ〜(下) - ~生駒 翼の徒然日記~ 

 

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